知らない番号からの電話に気を付けて
<事例1>
テレビの制作会社を名乗る人から電話があり、「所得は500万円より上ですか」などと聞かれたが、「答えられない」と言って電話を切った。
後日警察の協力団体を名乗る者から、「テレビ番組に関して電話がなかったか。捜査で押収した名簿に名前が登録されている」という電話があった。(70歳代 女性)
<事例2>
消防署の職員を名乗る人の電話で、「一人暮らしか」と聞かれ、「はい」と答えてしまった。
「災害時にすぐに救助できるように確認している」と言われたが不審だ。
<アドバイス>
●実在する機関や企業、家族をかたり、家族構成や資産状況等を聞き出そうとする
「アポ電」と思われる電話に関する相談が寄せられています。
●着信番号通知や録音機能を活用し、誰からの電話か分かったうえで電話に出るなど
してトラブルを避けましょう。
●心当たりのない着信に出てしまった場合も、「〇〇です」と自分の名前を名乗ら
ないことが大切です。家族構成や資産状況を聞かれたら、会話を続けず、すぐに電話
を切ってください。
●特に高齢者等に対しては、家族はもちろん地域でも、身近な人を見守り、様子の変化
などに気をつけましょう。
●不審な電話があったら、すぐに下記にご相談ください。
豊能警察 :072-737-1234
大阪府消費生活センター:06-6616-0888
※この記事は、独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報 第333号より引用しています。