(事例1)
一人暮らしの父の家にプロパンガス業者が来訪し、ガス契約のアンケートを求められた。
また、「今のガス料金より安くなる」としつこく契約を勧められ、契約書に署名するまで帰ってもらえそうもなかったので、断りきれずに仕方なく署名・捺印してしまったという。
(当事者:80歳代 男性)
(事例2)
4年前に訪問販売で「料金が安くなる」と、プロパンガスの切替えを勧められて契約した。
しかし、半年後に単価と基本料金を値上げされ、その後も値上げが続き、契約時より随分高くなってしまった。
納得できない。
(当事者:60歳代 女性)
(アドバイス)
● 強引に契約を勧められても、必要が無ければ、きっぱりと「契約するつもりは
ありません。」と断りましょう。
● 「今より安くなる」と勧誘されても、その料金がいつまでも続くとは限りません。
契約する場合は料金などの契約内容をよく確認し、不明な点は事業者に確認しましょう。
● 契約先を変更することで、元の契約先との間で解約料等が発生する場合もあります。
契約書などで解約条件等を確認しておきましょう。
● 訪問販売等ではクーリング・オフできる場合があります。
不安に思ったら、
大阪府消費生活センター(06-6616-0888)にご相談ください。
※この記事は、独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第332号より引用しています。