アメリカオニアザミとは
アメリカオニアザミとは、ヨーロッパ原産のキク科の植物であり、7月から10月にかけて開花します。
鋭いトゲと強い繁殖力を持ち、在来植物を駆逐したり、人や動物にケガを負わせることがあります。このため、環境省・農林水産省により生態系被害防止外来種に指定されています。
参考
アメリカオニアザミ(国立研究開発法人国立環境研究所侵入生物データベース)
駆除について
自宅の庭や自己所有の敷地等にアメリカオニアザミが生育していた場合は、駆除を行ってください。
野生の生態系を守るため、皆様のご協力をお願いします。
駆除の方法
- 花が咲く前の駆除が効果的です。
- 硬く鋭いトゲがあるため、革手袋等をつけて作業をしてください。
- 草刈鎌などで刈るか、スコップ等を使用して根周辺の土ごと根を掘り上げてください。
- 多年草のため、株や根が残っていれば再生してしまいますので、その場合は再度の駆除をお願いします。
- 駆除後は、そのまま放置すると、種子が飛散するので、駆除後はそのばに放置せず、可燃ごみとして処分してください。なお、トゲが袋を突き破り、収集作業員が怪我をする可能性がありますので、新聞紙などでくるむか「トゲ注意」の貼紙をごみ袋に貼るなどご配慮願います。