豊能町政策アドバイザー会議のまとめ

1.町長

政策アドバイザー会議は、町が推進していくべき政策及び施策等で、広く住民の意見を拝聴し検討する必要があると思われる重要なものについて、助言・提言をいただきたいとの、私の強い思いから設置をしました。
5人の委員の方々には、公私ご多忙にもかかわらず、私の願いを聞き入れてくださり、政策アドバイザーを引き受けて頂きましたことに厚く御礼申し上げます。
会議では、私及び町政に対して貴重なアドバイスを頂きました。会議内容の概要を住民のみなさまに知って頂きたく、ホームページに掲載いたします。
会議で頂いたアドバイスを真摯に受け止めるとともに、今後の町政運営に生かしてまいります。

2.委員名

  • 座長
    高橋 保夫
  • 座長代理
    栩野 勝也
  • 委員
    新原 章弘
  • 委員
    松尾 信子
  • 委員
    向井 道子

3.開催状況

 開催日場所
第1回 平成21年4月28日(火) 豊能町役場本庁 2階 応接室
第2回 平成21年6月23日(火) 豊能町役場本庁 2階 応接室
第3回 平成21年7月28日(火) 豊能町役場本庁 2階 応接室
第4回 平成21年9月14日(月) 豊能町役場本庁 2階 応接室
第5回 平成21年12月3日(木) 吉川支所 2階 会議室
第6回 平成22年1月28日(木) 豊能町役場本庁 2階 応接室

4.頂いたアドバイスの概略

1.第1回会議(4月28日)のテーマ及びアドバイス等

  1. アドバイザー委員の基本的な職務は何か?(1月30日の会議での確認)
    町長からの相談事項にのみ応えるのか、委員として町・町長への提案、助言、申し入れを行うことも含むのかにより、委員としての存在の意味は大きく変わる。
    町長から「当然のこととして、町長である私に対して提案・助言・申し入れを期待して委嘱するのであるから、町の活性化について有効な発言をほしい」との依頼をし、委員全員に委嘱をした。
  2. ごみの回収有料化の実施について
    • 家庭ごみの回収有料化については、豊能町廃棄物減量等推進協議会で「ごみ排出量の減量と資源化の推進、ごみ排出量に応じた負担の公平化、財政負担の軽減などを目的として、家庭ごみの回収有料化を導入し、循環型社会の形成を目指していくことが適当である」と答申されているが、有料化で必ずしも排出量が削減されるということにはつながらない。
    • 有料化については委員として異議はないが、その基準が住民に明確に理解され、かつ、実行可能な手法と公平性がないと却って混乱や不法が生じ、成果がマイナスになるおそれがある。委員としては詳細内容の説明を得てからの回答としたい。
    • ごみ問題については1市3町においての搬入基準が適確に設定されているのか明確にしてほしい。
    • 川西市においての収集方法には多くの問題点が残されているように感じる。このあたりを明確にし、かつ解決してからでないと、現在定められている量的配分での分担金設定は承諾し難い。
    • 子ども達に1市3町の国崎クリーンセンター(一般廃棄物処理施設)の見学をしてもらい、幼い頃からごみに対する教育をすることが大切である。
    • 子ども達だけではなく、住民にも見学を進める必要がある。処理ということについての理解が深まるだろう。自治会としての率先課題にしてはどうだろうか。
    • ごみ減量化推進員(一般廃棄物減量等推進員)の活動は形骸化しているので、本来の活動をさせるか新たな組織をつくることが必要である。答申で結着ではなく継続が必要である。
      また、ごみに関しては自治会任せであってはならない。
      募って「ごみ対策委員」を任命してはどうか。
    • 豊能町・能勢町はごみに対しては、共々にダイオキシン問題の歴史的な経験を経ているので、その経験を生かして他の1市1町に強い方向を示すべきである。
  3. ダイオキシン問題
    • ダイオキシン問題の終結がこの町の大きな課題であるにも拘わらず、アドバイザー委員をはじめとして住民全体に共通の問題点としての認識が全く欠如している。
      住民に対して十分な説明がなされていないのが原因であり、当委員だけでも早急に統一的な認識に立ちたい。
      ついては現状を問題項目別に分類して、行政からその説明を受けるとともに、当委員会としても解決策を検討したい。
      議員は立候補時に公約としてダイオキシン解決を必ず掲げてはいるが、当選後は全く無視しているのはどういうことなのか。
  4. 夢のある施策について
    • 亥の子餅は古くからの当郷土としての特産品である。まちおこしの一つとして町をあげてブランド化し活性化につなぎたい。
    • 水車は数年前まで当町内において各所で見られた風景である。文化的遺産として復活させ観光テーマとしたい。
    • 全町での花壇づくりによって「花のまち」としてのイメージをつくり、まちの美化と、住民の情緒づくり、連帯感につなぎたい。
    • 当町特産野菜や産物の販売所を設け、他地域からの購買者を呼び寄せる。
    • 戸知山開発として、ウォーキング場、グランドゴルフ場などの体力作り施設をつくる。
      家庭菜園として開発解放する。果樹園をつくる。
  5. その他
    • 町長選においての公約にあるように「財政再建一直線」は待ったなしである。未来の見えるまちづくりには多くの困難があるが、それを乗り越えないと活性化にはつながらない。町長は就任以来すでに7ヶ月経った。実力の見せ場は100日が限度といわれる。改革を早急に示さないと住民にそっぽを向かれますよ。
    • 戸知山のボランティアを募集すれば良い。

2.第2回会議(6月23日)のテーマ及びアドバイス等

  1. 豊能郡美化センターの焼却施設内汚染物(堆積灰:ドラム缶148本)の処理について
    • 町の基本方針は「無害化処理をする」であるが。埋設してはどうか。
    • 戸知山を深く掘り下げて、コンクリート詰めにする。容積的に75立方メートル程度(和室6畳一間分程度)ですむはず。現在処理費用に数億円かかると予測されているが、これならば1千万円程度で可能のはず。
    • 148本のドラム缶は、特別管理廃棄物なので一般廃棄物処理では無理である。
    • 近くの市・町に焼却施設内汚染物(堆積灰)の処理が可能な溶融炉のごみ焼却炉があるが、処理場付近の住民と当該市町の理解が得られないならば、大阪府を通してお願いしてはどうか。
    • 付近住民及び当該市の理解が得られても、処理を行うには、分別のための設備が設置できるのか否かが問題となる。ドラム缶を開けるためには、汚染物が飛散しないように外から空気を送り込める作業服が必要である。
    • ダイオキシンの外部処理については、町(組合)の今までの取り組みが不明である。 実際には全国に数十ヶ所ある産業廃棄物処理業者に町(組合)はアプローチしているはずであるから、その経過を住民に明らかにして欲しい。結果的に成功しなかったようであるが、断られた理由も明らかにされないので、知らせて欲しい。
    • ダイオキシン問題については、町がこれまでの取り組みを住民に説明しないと行政不信になっていくので、知らせていくことが大切である。
    • 町長はなぜ組合に町意向(住民意向)を強く持ち込めないのか。
    • 町長として、(回答)
      ・148本をどのように処理するのか
      ・建屋の解体をどのようにするのか
      ・跡地をどのようにするのか
      この三点を当面の課題として考えているが、過去の経緯については不明な部分があり、今ここで明らかに出来ないこともある。

3.第3回会議(7月28日)のテーマ及びアドバイス等

  1. 光風台駅エスカレーター改修・存続について
    (新原委員から、「光風台エスカレーター改修・存続について」の報告と提案書が提出され、それに基づいての説明と全体審議がなされた。提案書には、豊能町建設水道部建設課(平成21年7月28日時点)森畠氏、日立ビルシステム関西支社技術グループ須惠氏、同メンテナンス担当足立氏、同神戸支店増田氏、シルバー人材センター(社協)派遣光風台駐輪場担当者、各氏の見解が記されている)
    • エスカレーターは、光風台開発業者奈良建設、京阪神興発が設置し、平成2年に町に移管されたものであるが、耐用年数が到来しており、維持・メンテに費用が嵩むので廃止をしたいということであるが、これは文字通り光風台・新光風台の住民の足であり廃止については全く応じられない。
    • 老人化したこの町でこのエスカレーターを取り外せば、ただでさえ減少の住民の殆どが更に逃げ出すであろう。
    • エスカレーターは光風台駐輪場の当番者が管理をしているが、この駐輪場そのものも老朽化にて存続させることが難しく、廃止の方向に向かわざるを得ないとのことであるが、駐輪場の廃止、それに伴う管理者の常時配置ができないという理由づけは困る。
    • エスカレーターの運転には管理者が必要であり駐輪場廃止に伴う管理者不在とエスカレーター廃止は別問題で検討するべきである。
    • やむなく廃止として、代替の方法をどのように考えられるのか。
    • 現状使用継続をメンテのみで進めるとして、あと何年維持できるのかを業者と相談すること。
    • ときわ台駐輪場にも管理者存続問題があるが、こちらは無料にして、条件を付けて住民に任せるようにしてはどうか。
  2. 若年層の定住化対策について
    • 宅地を含む土地価格が下落しており、利便性の高い駅前マンションなどが購入可能な価格になっていることから、それがこの町での人口減少の一因となっているかもしれない。
    • 働き盛りの納税対象者が増加すれば良いので、生産年齢人口(15歳~64歳までの人口のこと)を増やすことが大切である。
    • 納税者所帯が住むには、豊能町は通勤圏ではあるが交通面の利便性が低いと思われる。
    • 交通利便性を向上させるため、町内を走るバスを箕面森町に停車するようにすべきだ。
    • 利便性から言えば鼓滝か畦野あたりまでと思えるが、豊能町と地域性から見てそれほど変わらないと思える猪名川町に若者が増えていることを考えれば、PR不足または何かがあるのではないだろうか。
    • 日生中央駅からバス便しかないパークタウンあたりの住民が増えているのは何故なのか。
    • 豊能町の条件が極端に悪いとは思えないので、住宅取得の助成をすれば、ある程度促進できるのではないかと思う。
    • 町内に新規の住宅開発がない限り、人口は今後も減り続けるのではないか。
    • 西地区では空き家がかなり増えているとのことだが、行政としてこの実態をどのように把握し、そして方策を立てようとしているのか。町としての借り上げ及び安価家賃での若年層への賃貸などの検討は考えたことがあるのか。
    • 豊能町ではダイオキシンの悪い・暗いイメージがあるために若年層が増えないのではないか。この点からもダイオキシン問題は早く解決するべきである。
  3. その他
    • 町は情報について、住民から請求される前に先に発信することが必要である。重要なところは特にわかるように工夫をする必要がある。
    • また求められた情報要求には、秘匿事項を除いて必ずそれなりの対応が必要である。
    • 住民として、町の情報が伝わりにくい。広報としてインターネット・ホームページがあるとはいえ、今何人がインターネットを使用しているだろうか。ホームページも知りたい情報を探すのに苦労がある。
    • 広報誌「とよの」は案外情報を見づらい。ページ編成をもっと考えるべき。
    • 広報紙は1枚もので、月2回のタブロイド版のほうが良いかもしれない。
    • 町長の考えをインターネットで住民に伝えればよい。
    • 町長のインターネット挨拶は、いつまで同じものを掲げておくのか。町長挨拶は住民へのサービスのひとつである。毎日新しい挨拶を掲載するようなサービスがなぜできないの。
    • 町に対する愛着を持っている人は意外に多いのではないか。行政の工夫次第で若者は増えるのではないか。

4.第4回会議(9月14日)のテーマ及びアドバイス

  1. 第4次総合計画の9つの町の課題(平成21年9月14日時点)
    1. 少子高齢化への対応
    2. 人口減少社会への対応
    3. 行財政運営の健全化
    4. 豊かで美しい自然環境・景観の保全
    5. 既存ストックの見直し・維持・整備
    6. 次代を担う「人財」の育成
    7. まちの元気づくり
    8. 住民と行政との協働によるまちづくりの推進
    9. 広域連携による行政の推進
  2. 9月テーマとして座長から「第4次総合計画における9つの町の課題」について審議に入りたいと説明があった
    • それに先立ち第4次総計審議会が審議している内容と当会議の提言等と内容において相違が出た場合には、事務局としてどのように調整をするのかの問題提起があった。
      (事務局)第4次総計審議会は、町長の諮問に対して外部の有識者に委嘱し答申をお願いしている会議であり、まだすべてのテーマにおいて審議が進んでいないので、どのように意見の相違が出るのかの定かではないが、現時点においては審議会での方向付けを主方針としたい。
    • アドバイザー委員は町長直属の諮問機関である。町長に直接進言提案する意見が、審議会意見より後位であるというのはおかしいのではないか。
      当町の現状実態については、外部から参加の審議会委員よりアドバイザー委員のほうが認識できているはず。このあたりについても <すでに外部に委託済みであるから> の現状を払拭するべきではないか。との意見があった。
      (事務局)豊能町政策アドバイザー会議は設置要綱の第2条に「アドバイザー会議は、本町の政策等で重要とされる政策等のうち、町長が広く住民の意見を聴取し検討を行う必要があるとされた政策等について、町長に助言、提言を行う」とされている。豊能町政策アドバイザー会議は町の諮問機関ではなく、強いて言えば町長の私的諮問機関である。
      附属機関には、諮問機関としての委員会と私的諮問機関としての委員会があり、諮問機関については町長が諮問したことに対して回答をいただく機関であり、私的諮問機関は町長が諮問したことに対して歯に衣着せぬ議論をしてもらい、その中の意見を行政が採用する形の機関である。「答えを出す場」と「議論をする場」という相違がある。国にも同様の機関が存在する。よって、豊能町政策アドバイザー会議は町長の諮問したことに対して議論してもらう場ということになる。
    • 第4次総計審議会(8/6)を傍聴した。傍聴者に用意された審議会委員配布用の資料は持ち出し禁になっている。アドバイザー委員には審議会委員よりも詳細資料が提示されても当然と考えるが、審議会資料すら与えられないのはどうしてなのか。
    • 第4次総計についての住民説明会時に多くの質疑応答があったが、その資料などは町民意見のサンプルとしてアドバイザー委員には重要である。開示されたい。
      この件以外にもアドバイザー委員としては、今後各種資料の開示を求めるが全面協力をしてほしい。
      (事務局)6月6日~6月27日に4ヶ所において行われた住民説明会質疑応答と町政意見交換会要旨の38ページを資料として配布された。
    • アドバイザー会議については、議会にも報告され、広報にも掲載されていることからある種の注目を浴びている。
      当然のことながらその成果については、町民としては関心を深くし、期待もしている。
      アドバイザー会議については会合内容を議事録として残し、広く公開すべきと以前から提言しているがどう考えるのか。
      わずかではあるがアドバイザー委員経費として年間12万円が計上されている。このように公費から支出がある以上、会議の内容を公表すべきと考える。
      (事務局)守秘的事項もあり、今のところ議事録公開の方向は考えていない。
    • 先般の国政選挙において豊能町の投票率は77%と非常に高い数字を示している。
      町民が政治に高い関心を持っている表れである。しかし昨年の町長選においてはこれが66%にしか至っていない。これをどのように考えるのか。
      国政には関心を持ち意志を示すが、町政については放棄しているという表れではないのか。町長としてこれをどのように考えているのか。
      (池田町長)指摘されていることは全く同感であり、どこにそのような意識差があるのかを真摯に判断したい。
    • 上記において町民は豊能行政に対してもはや諦めてしまったのか、拘わりたくないと逃避しているのか、行政側がその内容を真剣に把握しないかぎりこの乖離は狭まらないと考える。町長、職員、議員が一体になってその原因把握につとめ町民への解決策を早急に働きかけるべきだと思う。もはや猶予は出来ないはず。
    • 広報は「とよの」及び「議会だより」等で報知されているが、それ以外の必要に応じての報知がインターネット上の豊能町ホームページにてなされている。
      いまインターネットは広く普及しているとはいえ、高齢化した豊能町で果たしてどのくらい活用されているだろうか。町民への徹底を考えるならば他の手法の検討も必要ではないか。
      同時にホームページそのものをもっと読みやすく改善してほしい。掲載さえすればよいという思考から進歩してほしい。
      加えて広報「とよの」も読みやすい編集を検討してほしい。
    • ホームページ冒頭に町長挨拶「町長室へようこそ」があるが、町長就任以来一度も書き換えがない。このページは毎日でも町長挨拶をほしいところ。町長に自身でやれとは言わないが、誰かブログ調の書き込みをする人がいないのか。
      と同時に、町長自身もっと町民と接しナマで話し合う機会を持ってはどうか。いまの時代町民と肌で接することが大いに必要である。
    • 政策アドバイザー会議のテーマは「設置要綱」第2条により、「町長が広く住民の意見を聴取し検討を行う必要があるとされた政策等について町長に助言提言を行う」となっているが、これは町長が必要とするテーマについてのみ助言提言を行うということではなく、委員側が認識する必要テーマにおいても『町長が広く住民の意見を聴取し、検討を行う必要がある』べきだとするテーマについても審議の対象とする。
      いわゆる町長として耳あたりの良い話のみを審議するのではなく、耳障りなテーマにあっても住民に対しては必要であるというテーマにおいては当然審議をしなければならないということである。
    • したがって、会議は毎月定例ということにはならないかもしれないが、出来るだけ毎月の会議開催を目標とすべきである。
      (町長)ドラム缶148本の処理について、ジオメルト処理にての検討も進めているが、現時点では予算上とても対応は考えられない。
      (町長)吉川中学校、および光風台小学校の耐震補強についても早急に進めなければならない課題である。
      (町長)現在に至って耐震補強等の膨大な補修費が発生することになりつつある。吉川支所、消防庁舎、吉川中学校、吉川幼稚園、保健センター、ユーベルホール、図書館、西公民館、豊壽荘などが、当初においてなぜ計画的な合同庁舎的に建設されなかったのかと非常に残念である。
      公共施設が分散しているので、維持補修に膨大な経費費用が発生しつつある。
    • 「ふれあいの集い」「地産フェアー」などは町民の交流に非常に効果があると思う。
      活性化の源になるのではないか。野菜市などもっと開催を増やして定例市にしてはどうか。
      (町長)残念ながら豊能町の各地区での意識は、全町で協力して盛り上げようという雰囲気に到らないことが多い。そこに強力な指導者か音頭取りがいないと実現は難しい。野菜市など地区別にバラバラで売り出しなどしても効果が薄いだろう。
      戸知山などを貸し農園として町民に貸し出し、家庭菜園的な生産物を共同市のように販売することなどは効果が出るのではないだろうか。
      獅子舞、神輿など豊能には文化的行事が多い。各地のものを一堂に会して行事を執り行うなど全町協力すればもっと町民の意識が高まるのではないかと思う。
    • 自治会長会が毎月開催されているのであるから、そこでの統一議題として取り上げることが出来ないのか。地域の意識改革ということなので、このような町おこしは町だけの努力では難しいとは思うが、そこは町長の偉大なる実行力で前進させてほしい。

5.第5回会議(12月3日)のテーマ及びアドバイス等

  1. 町の活性化策について
    • 町の活性化は職員の意識改革からであり、職員が来客に気持ち良く接することが肝要である。
    • 行政サービスについて、行政と住民の認識に相違がある。この相違を埋める努力が必要である。
    • ダイオキシンについては議員でさえも「わからない」と言っている。どのように町に協力したら良いのか住民は更に判らない。
    • 住民の行政に対する不信・不満が大きくなっている。行政はそのことを自覚しないし、改善の方向すら見られない。
    • 財政状況が悪化しているのであるから、今後の行政サービスの在り方について見直すとともに、事業ごとに広域化を進める必要がある。
    • 町が持つ情報は求めに応じて原則開示することが必要。総合計画審議会の資料などは、アドバイザー委員には全面的に開示することが当然必要である。
    • 今後、町が事業を進める上で支障がある場合を除いて、情報については原則公開が必要である。
    • 住民及びその団体などから求められた要望・申し入れなどについて、諾・否の回答は速やかに行うことが必要。
    • 行政と住民との接点、または意思疎通を諮るために、アドバイザー委員の存在は今後も継続的に必要だと思う。

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