今回の調査の目的につきましては、現状の法規制のままで、あくまで民間事業者の方による事業意向を見極めるため、意向調査を実施しました。
調査概要
- 募集期間
平成19年4月2日~7月4日 - 土地の概要
全域市街化調整区域 - 土地利用に関する諸条件
地域の生活環境との調和を図り、自然を生かし地域の活性化に寄与できる事業
意向調査(結果)
- 問合せ照会件数
10件 - 現地案内件数
8件 - 応募提案
4件
提案事業の内容につきましては、下記のとおりです。
まず、応募代表者はA社
コンセプトおよび事業計画概要は
- 警察犬及び災害救助犬の育成訓練施設
- 家庭犬のしつけ教育
- 有料ドッグランの運営など
本町への効果は
- 豊能町の防犯活動や捜索活動に貢献
- 福祉施設の訪問活動による癒しの効果
次に、応募代表者はB社
コンセプトは「社会と人の蘇生村構想」
事業計画概要は
- 最先端癌免疫治療施設
- 田園住宅
- ゲルソン農園(貸し農園)
本町への効果は
- 町民のエネルギーを活性化
次に応募代表者はC社
コンセプトは「スポーツと健康をテーマとしたネイチャーライフ基地」
事業計画概要は
- 都市型人口スキー場
- ガーデンエリア
- キャンプ場
本町への効果は
- 地域資源の活用
- 税収増加及び地元雇用の拡大
最後に応募代表者はD社
コンセプトは「スローライフの実践(じっせん)」
事業計画概要は
- 分譲住宅
- 医療・福祉施設(有料老人ホーム、リハビリ施設)
- スポーツ施設(テニスコート、乗馬など)
本町の効果とは
- 町の雇用ならびに税収アップに貢献
町の考え方について
今回の計画においては、周辺の土地利用との調和や当該地区の地域活性化に寄与することが期待できるが、ご提案の施設の中には整備することが難しいものがございます。
民間導入に伴う事業コンペの具体案はこれからですが、地域の活性化を目指し、今後、色々なケースを念頭に、実施条件を検討してまいります。