皆さん‼緊急事態宣言は解除されましたが、再度新型コロナウイルスの感染が拡大する可能性があるため、 長丁場に備え、感染拡大を予防する「新しい生活様式」日常生活の中で取り入れての行動が大切になってきます。 「新しい生活様式」詳しくは厚生労働省のホームページをご覧ください。(外部サイト) ひき続き感染拡大防止に向けて頑張っていきましょう‼
最近ではようやくマスクが店頭に並びだしてホッと安心されている方も多いのではないでしょうか⁇ 良かったですね^^と、簡単に安心もしていられないのです…
なぜか
マスクの下で口呼吸している方が増加しているようです。 ヒトは1日に約1~2万リットルの空気を吸い、吐き出すと言われています。一般的なお風呂だと200ℓなので約100回分に あたります。これを鼻でするか、口でするかで、健康状態に大きな差が出てきます。
感染予防に鼻呼吸
鼻呼吸には、ウイルスを防ぐさまざまな関門が備わっていて、口呼吸にはそれがないのです。
フィルター効果:鼻毛や粘液
鼻毛でウイルスや大きめのほこりはブロックされます。
また、粘膜からはネバネバした粘液が出てチリや細菌、ウイルスを絡めとります。
加温・加湿効果:毛細血管
どんなに乾いた冷たい空気を吸い込んでも、鼻の中に張り巡らされた毛細血管によって、
喉の奥にくる頃には体温近くまで温度が上昇します。また、湿度も80~85%に上昇します。
このため、ウイルスにとって生存しにくい環境になります。
殺菌効果:副鼻腔
副鼻腔では常時、一酸化窒素が産生されているのです。
一酸化窒素は殺菌作用があるため、気道を清浄に保ち、病原菌などから体を守ってくれます。
さらに、一酸化窒素が肺に運ばれることで、肺と心臓の血液循環の一助にもなります。
血管を若々しく保つ効果:一酸化窒素
一酸化窒素は、血管をやわらかく広げる働きがあり、その結果、全身の血流がスムーズになり血管を若々しく保ちます。
鼻歌を歌うと一酸化窒素の排出量が増える🎶
スウェーデンで2002年に発表された研究によると鼻歌を歌うと、
安静時より15倍の一酸化窒素が作られていたというおもしろい研究があります。
カラオケは今飛沫の関係で歌いにくいですがハミングで元気に歌ってみてはどうでしょうか。
あいうべ体操で鼻呼吸!!
「あー」「いー」「うー」と発音することで口の周りの口輪筋を鍛えられます。
口輪筋は顔中の筋肉とつながっているため、顔中の筋肉を鍛えることになります。
「べー」と舌を出すことで舌筋が鍛えられ、舌が正しい位置に引き上げられるために
口がむやみに開かなくなり、これによって鼻呼吸をするようになります。
covid19_.taisou.pdf (jdha.or.jp)「日本歯科衛生士会」新型コロナウイルス感染症に負けないために(外部サイト)
~お家で守るお口の健康~
毎日を元気に過ごすためにも、鼻呼吸を心がけましょう!!