タイトル |
茨木道 木代三位塚の磨崖仏(いばらきどう きしろさんみづかのまがいぶつ) |
---|---|
整理番号 | TD4_0004 |
年代 | 室町時代 |
撮影時期 | 1980年頃 |
所在 | 豊能町木代 |
資料種別 | 町内画像 |
カテゴリ区分 | 写真 |
資料分類(大分類) |
図書館資料-近藤徹写真コレクション |
資料分類(中分類) | 町内画像 |
分類 |
磨崖仏 |
内容・説明 |
府道余野茨木線から分岐した支道にこの石仏がある。この支道は、改修以前の余野茨木線であり、地元では茨木道と呼ばれる茨木方面に至る旧街道であった。 この街道沿いの巨大な露岩に石仏が刻まれている。露岩は一枚岩で、街道に面する側は高さ4m弱、表面は平坦であり、この面の中央のやや上部に上辺44cm、下辺52cm、高さ72cmの台形状の掘り込みを設け、その中に像高72cm弱の地蔵菩薩立造が薄肉彫りされている。地蔵像は右に錫杖、左手に宝珠を持つ。掘り込みの左右のきわに梵字が刻まれており、左側は地蔵の種字であるが、右側は判読できない。また、掘り込みの外にも多くの梵字が刻まれており、五仏か十三仏の梵字が刻まれていたものと思われる。紀年は刻まれていないが、像の様式から室町時代末期の造立と推定されている。 地元では、この石仏は「サンミさん(サイメさん)」と親しみを込めて呼ばれている。「サンミ」とは当地域の開発の祖と伝わる貝川三位で、その徳を顕彰して造立したものといわれている。現在でも供花が絶えず地域の人々の生活に密着した石仏であるといえよう。 |
利用上の注意 |
画像の二次利用を希望される場合は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。 但し、営利目的としない教育利用については、許諾の必要なく授業などでお使いいただくことができます。 〒563-0104 大阪府豊能郡豊能町光風台5-1-2 豊能町立図書館 電話 072-738-3304 FAX 072-738-5096 |
登録日 | 2024/8/24 |
所蔵機関 | 豊能町立図書館 |
原資料の所在地 | 豊能町立図書館 |
原資料の利用条件 | 閲覧不可 |
ページURL | |
写真URL | 1722065705_183.jpg (1268×853) (town.toyono.osaka.jp) |