タイトル |
木代頂応寺跡石風呂(府指定文化財)(きしろちょうおうじあといしぶろ) |
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整理番号 | TS3_0041 |
年代 | 鎌倉時代 |
撮影時期 | 1980年頃 |
所在 | 木代福田 |
資料種別 | 町内画像 |
カテゴリ区分 | 写真 |
資料分類(大分類) |
図書館資料-近藤徹写真コレクション |
資料分類(中分類) | 町内画像 |
分類 | 石風呂 |
内容・説明 |
この石風呂は、木代福田の山中の小川沿いにある。石風呂の横を通る道は中世期には余野越街道として東能勢(現豊能町東部)から多留見峠を越えて西国街道へ出る重要なルートであったと考えられるが、今は道が付け替わって通る人もほとんど無く、農道として活用されている。 古記録から、この付近に頂応寺という寺院があったとされ、この石風呂の近くからも鎌倉初期の瓦器の破片が多数出土したといわれているが、今はその正確な位置はわからない。 石風呂は、崩落して遺棄されたような状態で遺存しており、この石風呂がある付近が頂応寺の境内地、若しくはその関連地であったとは想定し難い。地すべり等に崩落し、本来の位置を失っているのであろうか。 石材は地元産の石英閃緑岩製、平面形状は隅丸方形をしており、長辺230cm、短辺140cmで、その内寸は長辺173cm、短辺86cm、地表からの最高長は80cm、槽の深さは深いところで58cmである。中央部付近で二つに破砕され、上端部のいたるところが欠損している。底部の南側に蒲鉾状をした水抜き孔がある。使用後に廃棄されたものか、製作途中で廃棄されたものかその判断はつきかねる。 製作は鎌倉時代と推定されている。昭和四九年三月、大阪府有形文化財に指定された。 |
利用上の注意 |
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登録日 | 2024/1/18 |
所蔵機関 | 豊能町立図書館 |
原本資料の所在地 | 豊能町立図書館 |
原資料の利用条件 | 閲覧不可 |
ページURL | |
写真URL | https://www.town.toyono.osaka.jp/data/img/1704955212_183.jpg?1705564734 |