

タイトル |
牧役行者の石像(まきえんのぎょうじゃのせきぞう) |
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整理番号 | TS1_0029, TS1_0030 |
年代 | 江戸時代 |
撮影時期 | 2010年2月19日 |
所在 | 牧後谷 |
資料種別 | 町内画像 |
カテゴリ区分 | 写真 |
資料分類(大分類) | 図書館資料-近藤徹写真コレクション |
資料分類(中分類) | 町内画像 |
分類 | 役行者石像、石室 |
内容・説明 |
牧の集落のはずれ、小高い丘陵の頂点に役の行者の石像を納めた石室がある。 隣村の寺田地区の役の行者の石室は険しい山中にあるが、この石室も小高い丘陵の上にある。 石室は自然石を組んだ石組で構築されており、入口の両側も2~3段からなる人頭大の自然石による石積みで覆われている。石室扉の上部には唐破風状の石軒が乗せられ、その上に盤状の自然石がかぶせられている。2枚の扉も石造物で、その表側に縦格子の入った紋様が入れられており、格狭間の窓を表現したものと考えられる。 行者石像は石室中央にあり、高さ44cmのやや細長の自然石から彫り出されている。像は座像、足には下駄状のものを履く。手に持ち物があるようであるが明確ではない。寺田の石像とはその像容を異にしており、製作者の系統が異なるものとみられる。 修験道の祖とされる役(えん)の小角(おづぬ)は、奈良時代に大和国(奈良県)葛城山に住んで仏教を修業し、吉野の金峰山・大峰山などを開いた。本町ではこの牧のものと寺田のものと2か所で存在が確認されている。 製作は江戸時代のものと思われる。地元の行者講によって祀られたものであろう。 |
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登録日 | 2024/1/17 |
所蔵機関 | 豊能町立図書館 |
原資料の所在地 | 豊能町立図書館 |
原資料の利用条件 | 閲覧不可 |
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