タイトル | 川尻北の谷磨崖仏(かわしりきたのたにまがいぶつ) |
---|---|
整理番号 | TS1_0021,0022 |
年代 |
天文十七年(1548年)【戦国時代(室町後期)】 |
撮影時期 | 1980年頃 |
所在 | 川尻北の谷 |
資料種別 | 町内画像 |
カテゴリ区分 | 写真 |
資料分類(大分類) | 図書館資料-近藤徹写真コレクション |
資料分類(中分類) | 町内画像 |
分類 | 不動・地蔵石仏, 磨崖仏 |
内容・説明 |
川尻北の谷から中の谷へ向かう町道の下の崖面に岩が露出している。この岩のやや平坦となった面に二体の磨崖仏が彫られている。現在、この磨崖仏は道路下となっているため、非常に見つけにくくなっているが、これは道路が新たに敷設されたためである。かつてはこの磨崖仏の前が通路であって、常々から地元の人々に親しまれた磨崖仏であったものと考えられる。 岩面のやや左よりの上部に、高さ50cm、横幅25cm、高さ50cm、20cmの二つの舟型が横に並べて彫り込まれている。この右の舟形のなかに不動明王、左の舟形のなかに地蔵菩薩が薄肉彫りされている。不動明王は立像で宝剣を持つ。像の右に「天文十七年戌申年」左に「正月吉日智衆」と刻まれている。地蔵菩薩は立像で錫杖を持つ。像の左に「恵春」と刻まれている。彫り込みの石面がやや上部を向いているため、風雨の浸食も著しく、苔の生育も夥しい現状となっている。 智衆、恵春はともに法名であろう。当時、この地の旧道は深い溪谷の上を渡るもので、そこには橋が懸けられていたものと思われるが、通行の難所であったことには間違いはない。道行く人々の安全を祈願するための造立であったのであろうか。 |
利用上の注意 |
画像の二次利用を希望される場合は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。 但し、営利目的としない教育利用については、許諾の必要なく授業などでお使いいただくことができます。 〒563-0104 大阪府豊能郡豊能町光風台5-1-2 豊能町立図書館 電話 072-738-3304 FAX 072-738-5096 |
登録日 | 2024/1/17 |
所蔵機関 | 豊能町立図書館 |
原本資料の所在地 | 豊能町立図書館 |
原資料の利用条件 | 閲覧不可 |
ページURL | |
写真URL | https://www.town.toyono.osaka.jp/data/img/1704941169_183.jpg?1705562304 https://www.town.toyono.osaka.jp/data/img/1704941187_183.jpg?1705562330 |