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切畑大円小松阿弥陀三尊磨崖仏(きりはたおおまるこまつあみださんぞんまがいぶつ) |
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整理番号 | TS1_0019,0020 |
年代 | 室町時代 |
撮影時期 | 1980年頃 |
所在 | 切畑大円小松 |
資料種別 | 町内画像 |
カテゴリ区分 | 写真 |
資料分類(大分類) | 図書館資料-近藤徹写真コレクション |
資料分類(中分類) | 町内画像 |
分類 | 阿弥陀石仏、磨崖仏 |
内容・説明 |
切畑大円に観音堂と呼ばれる堂があり、そこから府道を隔てた崖の上にこの磨崖仏がある。磨崖仏の前面は急峻な崖で、難所ともいうべき場所に存在している。これは府道建設の際に切通し道を作ったために前面が崖となったもので、本来、この磨崖仏は丘陵上を通る道の脇にあったものであろう。 岩は地中に埋もれており、地表への露出したやや前傾した面に阿弥陀三尊の磨崖仏が彫り込まれている。岩面は高さ70cm、横幅210cm、石質はこの地の特産の石英閃緑岩で、いわゆる「黒みかげ石」と呼ばれるものである。 三尊中央の阿弥陀仏は、やや顔は欠損しているが、短い舟形の彫り込みに半肉彫りした坐像で像高27cmを測る。左右の観音、勢至菩薩は同じく先の丸い短舟形の彫り込みに半肉彫した座像であるが、両像とも内側を向いた姿となっている。その意図は不明であるが、地元の人が「小松の横向き地蔵」と呼んでいるのもこの形態に由来するものであろう。 三尊の姿は、肉付けが豊かで、丸みある彫りの童顔の面相である。室町時代の前期の作であると考えられる。 |
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登録日 | 2024/1/17 |
所蔵機関 | 豊能町立図書館 |
原資料の所在地 | 豊能町立図書館 |
原資料の利用条件 | 閲覧不可 |
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