

タイトル | 木代三位塚の地蔵磨崖仏(きしろさんみづかのじぞうまがいぶつ) |
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整理番号 | TS1_0017, 0018 |
年代 | 室町時代 |
撮影時期 | 1980年頃 |
所在 | 木代門所 |
資料種別 | 町内画像 |
カテゴリ区分 | 写真 |
資料分類(大分類) | 図書館資料-近藤徹写真コレクション |
資料分類(中分類) | 町内画像 |
分類 | 地蔵石仏、磨崖仏 |
内容・説明 |
木代地区の府道余野茨木線の三位橋の手前、細い道を少し入った左側に大きな一枚岩がそそり立っている。この一枚岩の道に面した平坦面に磨崖仏が彫り込まれている。 磨崖仏は、石面の中央、やや上より部分に、上辺44cm、下辺52cm、高さ72cmの台形の彫り込みがなされ、その内に地蔵立像が薄肉彫りされている。像は、像高72cm、右手に短い錫丈、左手に宝珠を持ち、大きい丸顔に細い眼、三等身で太短く造られている。頭光は宝珠形で左に梵字「カ」(地蔵の梵字)を刻んでいる。像またその周囲にも銘文等は見られないが、像の様式からみて室町末期の造立と思われる。 地蔵の右袖の脇には、像高11cmの地蔵像と思われるものが薄く彫られており、掘り込みの外には左右に「タラーク」、「バン」の梵字が認められる。五仏若しくは十三仏の種子が刻まれていた可能性も考えられる。 この磨崖仏は、地元では「サンミさん」(サイメさん)と呼ばれており、府道にかかる「三位橋」の名もこれにちなむ。「サンミさん」とは、当地方の開発の祖といわれている貝川三位長乗の徳をたたえた呼称で、この磨崖仏は、後世の人が貝川三位の徳を顕彰して造建したものといわれている。 |
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登録日 | 2024/1/17 |
所蔵機関 | 豊能町立図書館 |
原資料の所在地 | 豊能町立図書館 |
原資料の利用条件 | 閲覧不可 |
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