タイトル |
吉川高代寺宝篋印塔(よしかわこうだいじほうきょういんとう) |
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整理番号 | TS1_0010 |
年代 |
享保元年(1716年)【江戸時代】 |
撮影時期 | 1980年頃 |
所在 | 吉川高代寺境内 |
資料種別 | 町内画像 |
カテゴリ区分 | 写真 |
資料分類(大分類) | 図書館資料-近藤徹写真コレクション |
資料分類(中分類) | 町内画像 |
分類 | 宝篋印塔 |
内容・説明 |
吉川高代寺は、平安時代創建であり町内屈指の古刹である。この高代寺本堂へ向かう石段の西側に墓地があり、そのなかに六基の宝篋印塔がある。 この資料は、そのうち一基で享保元年(1716)の銘がある。基壇も含めると総高230cmもある背の高いものである。基礎には反花座が付き、四面に刻文が刻まれる。塔身には月輪の中に金剛界四仏の梵字を入れる。軒は二段、笠の隅飾りは四方に開いている。 基礎北面には、大阪の岸部屋利兵衛が建立した旨が刻銘されており、他の三面には一五人の戒名が刻まれている。岸部屋利兵衛一族の供養塔として建立されたものである。 他の五基の宝篋印塔も、享保~文化年間(1804~1817)にかけて建立されたものである。 宝篋印塔は本来、宝篋陀羅尼経を納める塔であったが、中世には供養塔として多く造られ、江戸時代には墓塔としての性格が強くなった。形態も時代によって変遷し、江戸時代には全体が細身になり、隅飾りが四方へ大きく開く独特のかたちに変化した。この塔も江戸時代の形態特徴を強く表しているものである。 |
利用上の注意 |
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登録日 | 2024/1/17 |
所蔵機関 | 豊能町立図書館 |
原資料の所在地 | 豊能町立図書館 |
原資料の利用条件 | 閲覧不可 |
ページURL | |
写真URL | 1721461879_183.jpg (578×796) (town.toyono.osaka.jp) |