令和6年4月1日付で教育長を拝命しました板倉忠です。本町では、「『豊かな自然』と『豊かな人材』を活かし『豊かな子ども』を育てる」をテーマに、「豊能町に誇りをもち、自信をもって社会を生き抜く子ども」をめざす子ども像とし、「地域・保護者・教職員・行政みんなで責任をもって、一貫性・継続性・発展性を大切にした教育」をめざして取り組んでいます。今年度も「教育長コラム」で豊能町の各学校園所での取組みのようすなどを掲載させていただきます。よろしくお願いします。
教育長 板倉 忠
【令和6年9月】
〇町立図書館イベント「春・夏・秋・冬 ステンドグラスキルト」展が開催されています。
町立図書館にちょっと立ち寄ってみますと、図書館の中の‘The.ギャラリー’で、「春・夏・秋・冬 ステンドグラスキルト」展が開催されていました。町内在住の方のキルト生地で作られたステンドグラスのような作品が展示されていました。四季をテーマに色鮮やかなたくさんの作品にほっとしたひと時をいただきました。9月26日(木)まで開催されています。図書館では様々な催しをさせていただいています。近くをお通りの時には、ちょっと覗いてみてください。
〇「ふれあいのつどい」が開催されました。
9月7日(土)に町立保健センター及びその周辺で「ふれあいのつどい」が開催されました。今年度で17回目となるおなじみのイベントです。豊能町社会福祉協議会と吉川中学校地域教育協議会が中心となって、地域の福祉にかかわっておられる皆さんと学校関係者で毎年開かれています。ミニSLコーナー、農産物の販売コーナー、焼きそば・フランクフルト販売、金魚すくい、スマートボールなどの楽しめるコーナーとともに、アイマスク体験や中学生が先生役で教えてくれるスマホ教室などさまざまなコーナーがありました。とても暑い日でしたが、お年寄りから子どもたちまでが集う有意義なイベントでした。
「アイマスクの体験コーナー」 「ふれあいのつどいのチラシ」
「金魚すくいコーナー」 「スマートボールコーナー」
「中学生が先生役のスマホ教室」
【令和6年7月】
○「『まなび舎教室』夏の特別講座」 in 中央公民館
7月19日(金)に小中学校は1学期の終業式を行い、36日間の夏休みに入りました。近年は、「熱中症に注意!」とニュースで取り上げられるように、暑さの厳しい夏休みですが、体調に十分注意しながらも、この時期にしかできない体験や探究活動をし、有意義に過ごしてほしいと思います。
教育委員会では、「夏休みの宿題を攻略するDAY」と銘打って、自学自習に取り組む小中学生を応援する「『まなび舎教室』夏の特別講座」を中央公民館で行っています。クーラーの効いた涼しい場所で、学習のサポートをして頂けるアドバイザーの先生とともに、小中学生の皆さんが、静かに課題に向かって取り組んでいました。
「夏の特別講座ハンドブック」 「集中して取り組む小中学生」
○学校・園・所を訪問させていただきました。
教育委員による学校・園・所訪問(2中学校・4小学校・3園所)を6月18日、27日、7月2日、4日の4日間で行いました。各所属長より、今年度の運営方針の説明を受け、新規採用の先生や他市町より転任されてきた先生方の授業を中心に、全学級の授業・保育を参観させていただきました。各校園所とも、子どもたちが主体的に学習・活動できるように工夫された授業・保育を見せていただき、その後、教育委員と所属長とで活発な意見交換を行いました。
<各校園所のようす>
「水鉄砲で水遊び」 ふたば園 「かさの模様づくり」ひかり幼稚園
「カブトムシをのぞき込む子どもたち」 「縄文時代と弥生時代の学習」光風台小学校
吉川保育所
「算数の表とグラフの授業」 「新しいお札に興味津々」
東能勢小学校 吉川小学校
「ALTによる英語の授業」 東能勢中学校 「古典『かぐや姫』の学習」 吉川中学校
「全校児童・教職員が書いた『なりたい自分』の掲示」東ときわ台小学校
【令和6年5月】
○桃山学院教育大学と連携協力を進めています。
本町では、教職員の資質向上、学校教育活動の支援、教育上の諸課題について教育及び研究の充実発展のため、令和3年より桃山学院教育大学と連携協力を進めています。今年度も、5月10日(金)に大学を訪ね、中野瑞彦学長をはじめ関係者の皆様に、教員研修や学校支援等についてご協力をお願いしてまいりました。
その後、早速、安井茂喜教授に英語教育についてのご指導いただきました。今後ともよろしくお願いします。
とても緑豊かな学び舎に感激しました。
写真左から 桃山学院教育大学 小学校教育課程長 安井 茂喜
(敬称略) 桃山学院教育大学 副学長 二瓶 弘行
桃山学院教育大学 学長 中野 瑞彦
豊能町 教育長 板倉 忠
豊能町 こども未来部長 仙波 英太朗
桃山学院教育大学 人間教育学部長 中村 浩也
○保幼小中一貫教育合同研修会を行いました。
5月8日(水)に町内の保育所・幼稚園・認定こども園・小中学校の先生が東能勢中学校の体育館に集まり、合同研修会を行いました。「未来を拓く教育」をめざして~まちの未来につながる教育の推進~豊能町教育ビジョン(2024~2026)や支援教育で大切にするポイントを担当指導主事が説明し、全員で確認しました。その後は、町内の先生方を学年ごとにグループ分けをして交流会を持ちました。0歳から15歳までの(保育)・教育を担う校種を超えた先生方による研修会を持てることは、豊能町ならではの強みです。
○東能勢小学校の3年生が「町探検」で教育委員会にやってきました。
5月2日(木)東能勢小学校3年生の児童が教育委員会に取材にやってきました。教育委員会の職員に「どんなお仕事をしているのですか。」とか「お仕事をしていて嬉しいことはありますか。」など質問し、職員が「みなさんが、健康で安全に安心して学べることができるようにと願って、それを支えるお仕事をしています。」「みんなの笑顔が見られることです。」と答えていました。子どもたちは、一生懸命メモを取りながら取材をしていました。「学校に行くのが楽しいですか。」と聞き返すと、みんな声をそろえて「楽しいです。」と答えてくれた子どもたち。教育委員会にホッとするひと時を運んで来てくれました。
【令和6年4月】
○登下校の見守り隊の皆さま、ありがとうござます。
1学期がスタートしました。4月15日(月)より18日(木)まで、教育委員会の職員とともに、小学校区毎に子ども達の登校の様子を見守りに行ってきました。すべての校区で見守り隊の皆さんが、要所々々に立っていただき子どもたちに声掛けをしていただいたり、子どもたちと一緒に歩いていただいたりと、見守り活動をしていただいていました。入学したばかりの新1年生も元気なあいさつができていました。
校門前で児童にあいさつをされていた校長先生は、「見守り隊の皆さんには、毎日休むことなく活動いただき本当に感謝しています。」とおっしゃっておられました。
地域、保護者の皆さん、豊能警察の皆さん、民生委員児童委員の皆さん、スクールガードリーダーさん、本当にありがとうございます。