「内発的イノベーション型まちづくり」フォーラムの報告

 多くの方にご参加いただきました!!

大阪府町村長会共催 ~地域の幸せをつなぐまちづくり事業~

★★★内発的イノベーション型まちづくりフォーラム★★★

 

 

 これまで豊能町では、住民の“自分らしさ”を探究する「とよのわたし研究室」や、住民の“やりたい”を支援する「トヨノノドリーム」「トヨノノ応援会」など、この町で暮らす一人ひとりが“自分らしさを発揮し応援し合う取り組み”を進めてきました。近年、こうした個人の内発的動機を重視する人材育成が注目されています。
 本フォーラムでは、個人の内発的動機づけを尊重し、その可能性を地域で拓いていくことで、結果的に地域固有の内発的な発展を生み出していく”内発的イノベーション型まちづくり”についてご紹介しました。
 豊能町と山形県置賜地域での事例をご紹介し、さらに幸福学やソーシャル・イノベーションの観点から、有識者によるコメントをいただきました。

 令和3年3月28日に開催したフォーラムのアーカイブ映像を下記よりご覧いただけますので、ぜひご視聴ください。 

 

 

《各氏敬称略》

コメンテーター
前野隆司(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授)

 

前野隆司

東京工業大学卒。東京工業大学修士課程修了。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校研究員、ハーバード大学客員教授などを経て現職。慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長兼任。博士(工学)。専門は、システムデザイン・マネジメント学、幸福学、幸福経営学など。著書に、『幸せな職場の経営学』(2019年)、『幸福学×経営学』(2018年)、『幸せのメカニズム』(2014年)、『脳はなぜ「心」を作ったのか』(筑摩書房,2004年)など多数。

 

今里滋(同志社大学大学院総合政策科学研究科ソーシャル・イノベーションコース教授)
今里滋

九州大学大学院法学研究科博士課程修了。法学博士。九州大学名誉教授。2006年度から同志社大学大学院総合政策科学研究科に日本初のソーシャル・イノベーションコースを設立。自ら現代社会起業研究や公共性研究の授業を担当するほか、有機農業や狩猟の実践指導も行ってきた。著書に『アメリカ行政の理論と実践』他多数。

 

登壇者
研究報告「内発的イノベーション型まちづくりとは」
松原明美(一般社団法人こころ館代表理事)

松原明美

同志社大学大学院総合政策科学研究科博士後期課程。内発的な動機から生まれた個人の可能性から、組織や地域を発展・成長していく営みを「内発的イノベーション」(Inner Innovation)と名付け実践的研究を行う。2018年からは、大阪府豊能町での女性活躍が手がける人材育成事業に携わっている。2021年、内発的な組織と地域の発展の新たな道筋を模索するために、インナー・イノベーション研究所を設立。

 

 事例報告|おきたま地域づくり(山形県置賜地域)
坂倉杏介(東京都市大学 都市生活学部准教授)

坂倉杏介

慶應義塾大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(政策・メディア)。専門はコミュニティマネジメント。三田の家LLP代表、NPO 法人エイブルアートジャパン理事ほか。多様な主体の相互作用によってつながりと活動が生まれる「協働プラットフォーム」という視点から、地域や組織のコミュニティ形成手法を実践的に研究。芝の家(港区)やおやまちプロジェクト(世田谷区)をはじめ、様々な地域のコミュニティ事業を手掛ける。共著に『わたしたちのウェルビーイングをつくりあうために その思想、実践、技術』(BNN出版)、『コミュニティマネジメント つながりを生み出す場、プロセス、組織』(中央経済社)など。

 

モデレーター
井上 亮太郎(パーソル総合研究所 主任研究員)

井上亮太郎

大学卒業後、大手総合建材メーカーにて営業、マーケティング、PMI(組織融合)を経験。その後、学校法人産業能率大学に移り組織・人材開発の教育コンサルティング事業に従事。2019年4月よりパーソル総合研究所にて調査研究に従事し、機関誌「タレントマネジメント実態調査(2019)」・「はたらく人の幸福学(2020)」等を発表。その他、論文・コラム等執筆、講演など多数。専門は人的資源管理、組織・人材開発、システムデザイン、感性工学。修士(SDM)、慶應義塾大学大学院特任講師、Project Management Institute(PMP)。

 

 総合司会
井上良子(SILKイノベーション・コーディネーター)

井上良子

九州大学法学部/法科大学院修了。九州大学ソーシャル・ビジネス研究センターで7年間、ソーシャル・ビジネスの普及・促進、創出支援、研究・教育に従事。ムハマドユヌス博士やグラミングループ、海外の教育機関等との連携を進める。組織やセクターを越えた成長への伴走を軸に2017年からはNPO法人クロスフィールズで留職プログラムやフィールドスタディ事業を担当。現在は京都から”四方よし”のビジネスやソーシャル・イノベーションを発信し、アジア・グローバルとつなげることを目指している。

 

●主催 
豊能町

●共催 
大阪府町村長会

●企画・運営
一般社団法人こころ館
前田展広事務所

●協力
日本ソーシャル・イノベーション学会
公益財団法人 京都高度技術研究所(SILK)



関連ファイルダウンロード

Get Adobe Acrobat Reader

PDFファイルをご覧いただくにはAdobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、左のボタンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロード(無料)してください。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは住民人権課です。

本庁舎1階 〒563-0292 大阪府豊能郡豊能町余野414番地の1

電話番号:072-739-3402 ファクス番号:072-739-1980

メールでのお問い合わせはこちら

アンケート

豊能町ホームページをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。

Q.このページはお役に立ちましたか?