トヨノノレポーター講座では、様々な分野のプロの方をお招きし、レポーターに必要なスキルを磨いています。今回は「取材方法とライティング」。お招きしたのは、「とよのていねい」というサイトなどを運営している宇都宮頼子さん。実は、トヨノノレポーター講座の受講者でもあります。巷には様々なシリーズ講座がありますが、先生が受講者・受講者が先生というのはなかなかないのではないでしょうか。いっしょに学ぶ仲間だからこそ、これから創り上げていくものへの期待感や不安を共有しながら教えていただけるので、本当に知りたいことが満載の会となりました。(ご本人は徹夜の準備作業で大変だったようですが…)
取材のコツ、注意点。その内容を、どのようにタイトルを掲げ、どのように記事で伝えようとするのか。ご自身の体験、事例を踏まえながら、ひとつひとつ丁寧に説明が進みます。
やはり印象的だったのは「ペルソナ」を設定するということ。広くわかりやすく、というよりは、自分が伝えようとする人、伝えたい人がどういう人なのか、細かく、しっかりと設定して”文章のピントをあわせる”ことが大切だということです。つまり”あの人への手紙”を書くようにすればよいということです。
とはいえ、WEBメディアの世界。まずはタイトルをクリックしてもらわなければなりません。瞬時に飛びついてもらい、かつ”私のための記事だ”と思ってもらえるタイトルをつくるコツも教えていただきました。そして最後はワークショップ。それぞれ架空の記事でタイトルを作り、お気に入りにシールを貼っていきます。
このワークショップで、あれこれ考える前にペルソナを設定することがいかに大事かを体験することができました。たとえはじめはうまいタイトルや記事にならなくても、手紙を書くようにするのであれば、自然体で、伝わるもの、まさに豊能町の日常の魅力をブランディングし、発信し、豊能町のファンを増やしていこうとするトヨノノレポーターにぴったりの方法だなと思いました。
次回以降は写真撮影、模擬取材と続いていきます。レポーターになっていくんだと少しずつ実感が湧いてきます。
(Instagramでは、受講者の方々の魅力発信がはじまっています。検索は「#トヨノノレポーター」で!)
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