「トヨノノレポーター」講座、第3回目。前回までは、プロモーションやブランディングの全体概要を知る講座が中心でしたが、今回からは、いよいよ、発信内容を企画する、そして専門的知識やスキルを得るためのワークショップが中心となっていきます。
レポーターのメンバーの方から、40周年記念式典での様子や前回の振り返りの発表していただいたあと、ワークショップがスタート。7つの班に分かれ、豊能町の「当たり前の日常にある魅力」を、どのようなカテゴリーで発信していくのか、「KJ法」という手法を使って考えていきます。
まずは古典的な”あみだくじ”を使ってファシリテーターを決めます。そして、自分たちが考える魅力を、20個ぐらいを目標に、1つずつ1枚の付箋に書いていきます。”緑がいっぱい”、”野菜がおいしい”など、多くの人が考えそうな魅力を書いているうちはいいのですが、すぐに手が止まってしまいます。ここからは、自分だけが発見した、自分の日常にある魅力を書き出していくことになるのです。
たくさん出るかな…と思いきや、でるわでるわ。知らなかった魅力、知っていたけれど気づかなかった魅力で、すぐに模造紙がいっぱいになってしまいました。さらに、他の方から聞いた魅力をもとに「あっ、あれも!」と、さらに増えていきます。メンバーの年齢層も幅広いので、内容も多種多様です。これらをカテゴリーにまとめていく作業も大変でした。
続いて、各班でその内容を発表しました。ここでも自分の班では出なかった新しい魅力がどんどん出てきました。
班の発表が終了した後、こんどはすべての付箋を模造紙からはがし、カテゴリーごとに全部貼り付けていきます。一辺7.5cmの付箋ですが、すぐにいっぱいになってしまいました。
こうして「歴史」「子育て・教育」「自然」「ひと」「生活」「農」「おでかけ」の7つのカテゴリーができました。これで週に7つ、最低でも毎日1つのカテゴリーが発信される仕組みができたわけです。それでも、どうしてもこのカテゴリーに入りきらないものが出たり、「食」は「農」といっしょ?、それとも「生活」?「おでかけ」?といった疑問も出てきました。でも、その魅力が何とつながっているのか、考えながら発信するのも面白いかもしれません。
今後はこのカテゴリーごとの班で、そのカテゴリーに沿って、班のメンバーと共に取材や発信のスキルを高めていきます。最後に、自分の興味のあるカテゴリーの班に席を移り、みんなでカテゴリーのネーミングを考えてワークショップは終了しました。
〜「告知タイム」はじまる〜
今回より、講座終了後、地域での活動やイベント、メンバー募集などの告知をメンバーが行う「告知タイム」が始まりました。さっそく5名の方が告知を行いました。また、初回から始まったインスタグラムも、投稿数が200をこえました。決して背伸びしていない魅力的な投稿でいっぱいです。みなさんぜひチェックしてみてください。
(Instagramでの検索は「#トヨノノレポーター」で!)
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