2歳の時、進行性筋ジストロフィーと診断された川上さんは、小さなころから絵を描くことが大好きな少年でした。自然や生き物をテーマとしたその絵画は、とても繊細で、ユーモアにあふれています。普段は壁面に展示される絵画を、本展では「ガラスの大箱(大きなガラスケース)」とパネルに展示します。
川上さんが絵を描く時と同じ目線で絵画を鑑賞し、繊細な線描画の息遣いに触れてみませんか。
(豊能町在住の柿本香苗さんの詩に、川上さんの小学生時代の作品の挿絵がそえられた詩集『ペンを持つとボクね』<竹林館2016>同時展示)
開催期間:令和5年10月28日(土)~11月23日(木・祝)
出展:川上 裕己(箕面市在住)