

タイトル | 寺田役行者の石像(てらだえんのぎょうじゃのせきぞう) |
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整理番号 | TS1_0027, TS1_0028 |
年代 | 江戸時代 |
撮影時期 | 2010年2月19日 |
所在 | 寺田才ノ神 |
資料種別 | 町内画像 |
カテゴリ区分 | 写真 |
資料分類(大分類) | 図書館資料-近藤徹写真コレクション |
資料分類(中分類) | 町内画像 |
分類 |
役の行者石像, 石室 |
内容・説明 |
本町の最高峰、標高678ⅿの鴻応山の山中、集落からかなり山道を上った斜面上に役の行者の石像を納めた石室がある。役の行者は修験道の祖であって、修験道で山岳修業を行うことから、行者を祀る地としてこのような急峻な山中が選ばれたのであろうか。 現在では、この地はスギ、ヒノキ等の高木の樹林に覆われて展望は効かないが、スギ、ヒノキが植林される以前には、尾根線上に起立する巨石は寺田地区からも目立つものであったであろう。役の行者を祀る場所として適切な場所であったとも推察される。 石室は背後に巨岩を控え、板状の自然石を組んだものである。扉はもたず、その外寸は、高さ85cm、横幅50cmである。その中に役の行者を薄肉彫した立像が安置されている。像高は約25cm、頭には被り物を被り、手には錫杖を持つ。 修験道の祖とされる役(えん)の小角(おづぬ)は、奈良時代に大和国(奈良県)葛城山に住んで仏教を修業し、吉野の金峰山・大峰山などを開いた。本町ではこの寺田のものと牧の2か所でしかその関連遺物は確認されていない。 製作は江戸時代のものと思われる。地元の行者講によって祀られたものであろう。 |
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登録日 | 2024/1/17 |
所蔵機関 | 豊能町立図書館 |
原資料の所在地 | 豊能町立図書館 |
原資料の利用条件 | 閲覧不可 |
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