大阪府豊能町(とよのちょう)について
豊能町は、大阪府の北部、北大阪地域に属し、大阪都心部よりおよそ30キロメートルの距離に位置しています。東は茨木市、西は兵庫県川西市、南は箕面市、北は能勢町及び京都府亀岡市に接しています。また、大阪都心部から公共交通機関等を利用すると約1時間程度で、2017年末には新名神高速が開通し各方面からのアクセスが便利です。
豊能町は、歴史の深さを物語る石仏があり、室町時代からの「余野十三仏」をはじめとした多尊石仏が多く造立されています。また、約1ヘクタールの園内に約百万本のコスモスが一面に咲き誇る「とよのコスモスの里」や、豊かな自然が堪能できるハイキングコースなどがあります。
豊能町高山地区で江戸時代から栽培されている「高山ごぼう」や「高山真菜」は、「なにわの伝統野菜」に認定され、特産品を大切に伝承しています。
しかしながら、人口減少や高齢化などにより、地域の担い手不足や活力の低下など、様々な地域課題もあります。そのため、令和4年度に新たに策定した「豊能町総合まちづくり計画」において「自然に抱かれた多様性・創造性で未来が輝くまち とよの」を豊能町がめざす”まちの将来像”とし、その実現に向けた取り組みを進めています。
そこで、地域外の人材を積極的に誘致し、地域力の維持・強化に取り組むために地域おこし協力隊を募集します。
【写真】豊能町の観光・特産品(石仏・とよのコスモスの里・高山ごぼう・高山真菜)
募集要項
1.募集人員
1名
2.業務内容
(1)募集する活動は下表のとおりです。
(2)連携団体と共に活動を推進していただきますので、連携団体の活動概要をご確認ください。
【表】再生可能エネルギー、脱炭素化等に関心のある方
活動内容 |
地域エネルギー会社(自治体新電力)と連携して、再生可能エネルギーを軸としたまちづくりに取り組んでいただける方 豊能町、能勢町等の地域間連携によるまちづくり活動に取り組んでいただける方 |
活動例 |
・再生可能エネルギーを軸としたまちづくりの広報や普及啓発、多様なステークホルダーとのネットワークの構築 ・小学校や中学校等と連携した環境教育や地方創生プロジェクトの運営支援 ・地域のエネルギーマネジメントに向けたノウハウの習得や実践 ・地域サービス(エネルギー×交通、エネルギー×防災等)の検討や地域のSDGs推進、魅力向上に向けた企画や聞き取り調査 ・豊能町、能勢町等の地域間連携によるまちづくり活動に取り組んでいただける方 など |
連携団体 |
団体名:(株)能勢・豊能まちづくり 概 要:経済やエネルギー、資源が循環するまちづくりを推進し、もって「持続可能な地域社会の実現」に貢献することを目的にエネルギー事業を行う。能勢町及び豊能町が一部出資・設立。 団体HP https://nose-toyono.com/ |
3.募集対象
(1)委嘱の日において年齢満20歳以上の者40歳未満の者
(2)次の1~3のいずれかに該当する者のうち地域おこし協力隊員に委嘱された後、速やかに本町へ生活の拠点を移し、住民票を異 動することが可能である者
- 三大都市圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県及び奈良県)の都市地域等 に現住所を有している者※
- 他の市町村において地域おこし協力隊であった者(同一地域内における活動2年以上、かつ解嘱後1年以内)
- 語学指導等を行う外国青年招致事業(以下「JETプログラム」という。)を終了した者(JETプログラム参加者としての活動2年以上、かつJETプログラムを終了した日から1年以内)
※総務省ホームページ「地域おこし協力隊とは」内の特別交付税措置に係る地域要件確認表にて地域要件を確認できます。
(3)地方公務員法(昭和25年法律第261号)第16条に規定する欠格条項に該当しない者
(4)本町の地域活性化に深い理解と熱意を有し、かつ、積極的に活動できる心身共に健康な者
(5)普通自動車免許を有している者
(6)パソコン(ワード、エクセルなど)の一般的な操作ができる者
(7)地域おこし協力隊としての活動期間終了後も豊能町に定住し、就業又は起業しようとする意欲がある者
4.活動地域
豊能町内を基本とし、必要に応じて豊能町外でも活動していただきます。
5.活動期間
委嘱の日(令和4年9月1日頃)から令和5年3月31日まで
※活動意欲及び活動実績により、最長3年まで延長します。
6.委託料
地域おこしの協力隊員の委託料は次に掲げる(1)及び(2)の合計です。活動報告書類等の内容を審査し、適当と認めるときは、請求書に基づき請求日から起算して30日以内に、委託料を月ごとに支払います。
(1)地域おこしの協力隊員の活動に対する対価
月額 210,000円(うち取引に係る消費税額及び地方消費税の額19,090円)
※活動日数、労働時間に定めはありませんが、月20日程度、1日7時間程度の活動を想定しています。
(2)地域おこしの協力隊員の活動に必要な経費
- 活動車両・パソコンなどのリース料
- 活動に要する車両の燃料費
- 活動に要する郵送・通信費
- 活動に要する作業道具、消耗品費
- 協力隊に関する研修会等への旅費及び参加費
- 外部アドバイザーの招へいに要する経費
- その他業務の遂行に関し、町長が必要と認めたもの
※上記については予算の上限額がありますので活動経費の使途については豊能町及び連携団体と十分相談のうえ決定してください。
7.活動報告等
(1)業務計画の作成
隊員は、業務を実施するにあたり、町及び連携団体と協議の上、活動内容が記載された実施計画書を作成するものとします。
(2)活動報告書等の作成
隊員は、毎月の活動状況について豊能町地域おこし協力隊活動日誌(町指定様式)及び豊能町地域おこし協力隊活動月報(町指定様式)を作成し、翌月の5日までに町長に提出するものとします。
8.待遇及び福利厚生
(1)豊能町地域おこし協力隊の隊員として委嘱します。本町との雇用契約はありません。
(2)健康保険及び年金保険料等は全額自己負担です。国民健康保険、国民年金にご自身で加入してください。
(3)確定申告は各自で行ってください。
(4)住居は町が確保します。
※ただし、食費・水道代等の光熱費は自己負担となります。
(5)協力隊の活動や買い物等に自家用車等の移動手段が必要不可欠です。自家用車等の持ち込みをお勧めします。
※自家用車等の持ち込みができない方は、活動車両のリース料をお支払いします。
9.募集期間
令和4年6月20日(月)必着
10.応募書類・選考方法
書類及び面接による審査を行います。連携団体に応募書類を公開しますのでご理解のうえご応募ください。なお、応募書類は返却いたしません。
(1)第一次選考(書類審査)
ア)書類選考のうえ、結果を応募者全員に文書で通知します。
イ)提出書類
下記の書類を、郵送または直接、提出してください。
- 豊能町地域おこし協力隊応募用紙…ホームページよりダウンロード可
- 豊能町地域おこし協力隊応募レポート…ホームページよりダウンロード可
- 住民票
- その他PR資料【任意】…過去に取り組んだ活動や実績など
(2)第二次選考(WEB面接)
第一次選考合格者を対象に開催日時等をお知らせします。面接は7月4日(月)から11日(月)頃を予定しています。
11.その他
(1)業務中に発生した事故について、原則、町は一切の責任を負いませんので、保険などの補償制度には必要に応じて個人で加入してください。
(2)住民票の移動は、必ず契約日以後に行ってください。それ以前に住所を異動させると応募対象者又は契約相手方としての資格を失う場合があります。
(3)町が委託する業務以外の業を自由に行うことができます(副業を行うことが可能です)。ただし、委託業務遂行の支障にならない範囲での行動をお願いします。
(4)地域おこし協力隊としての活動以外にも、地域行事等に積極的に参加し、地域住民との良好な人間関係を構築するように努めてください。
12.問い合わせ・応募先
豊能町役場 まちづくり創造課
〒563-0292 大阪府豊能郡豊能町余野414番地の1
電話072-739-3412(直通)