ウォーキング・レポートvol. 21 2016.7.25 『とよのの涼を求め初谷川へ行く』
今日のコースは『とよのの涼を求め初谷川へ行く』です。
例年暑いこの時期には、涼しい初谷川へ行くコースを設定していますが、この日は曇りで予想していたよりも涼しい一日で、とても歩きやすい気温でした。
いつものように体操をして、さっそく出発です。
まずは東ときわ台の住宅地の坂を登っていきます。
坂を登り切り、No.126の鉄塔付近で小休止します。
旧長尾街道を下り吉川の集落へと向かいます。
稲が青々と茂り、たくさんの案山子が出迎えてくれました。
途中で少し道を離れ、金ヶ谷池に立ち寄ります。
ウォーキング推進員の上山さんより、池の話を聞きます。
金ケ谷池は、明治28年につくられた農業用のため池です。
初谷川より水を引いており、当時は、提灯測量という技法でレベルを測ったのだそうです。
10年程前に大雨で決壊し、今日のように整備されました。
少し休憩して、いよいよ初谷川へ向かいます。
涼しい日でしたが、川沿いを歩くとより水の流れもあり、より涼しさを感じられます。
川沿いには「キツネノカミソリ」というヒガンバナ科の植物がいくつも花を咲かせていました。
入口から1kmくらい進んだところでしょうか。
対岸に、先ほど見た金ヶ谷池の取水口が見えます。
池からはずいぶんと離れていますが、こんなところから引いているのかと考えるとびっくりしますね。
今回はもう少し進み、ちょうど入り口から1.6kmあたり。
緊急ヘリのピックアップポイントとなっている広場で小休止し、引き返しました。
初谷川から出ると、やはり少し気温が違いますね。
次回は、今年度初の東地区開催、「高山右近の生誕の地を巡る」として、高山地区を歩きます。