認知症の高齢者等または若年性認知症の方が行方不明になった場合に、地域の方々の支援を得て早期に発見、安全を確保できるよう関係機関等支援体制を構築し、認知症高齢者等の生命・身体の安全とその家族等への支援を図ることを目的に平成28年4月1日よりスタートしています。
ネットワークへの事前登録をお勧めします
認知症高齢者等の名前や特徴、写真などの情報を、ご家族等の同意を得て、SOSネットワークに事前登録しておくことで、行方不明となった場合に、協力機関への情報発信が速やかに開始されます。また、SOSネットワークの流れなどについて家族等が事前に把握することが安心につながります。なるべく事前登録しておくことをお勧めします。
事前登録は、豊能町地域包括支援センターで受け付けしています。登録には、事前登録申請書と登録する方の顔写真1枚が必要です。
協力事業者の登録をお願いします
この事業に協賛し協力機関として、普段の業務に支障のない範囲で行方不明となった認知症高齢者等の発見や情報提供、協力体制の取れる事業所や団体も登録をお願いします。
SOSネットワークシステムのながれ
1.行方がわからなくなったとき
「事前登録」をしている場合
まず、豊能警察署に行方不明届けを提出するとともに地域包括支援センターに電話で連絡してください。
「事前登録」をしていない場合
まず、豊能警察署に行方不明届けを提出してください。ネットワークの利用希望であれば、地域包括支援センターで登録手続きをしてください。写真1枚準備してください。
2.行方不明者情報の発信
ネットワークの利用意思確認がとれた場合は、関係機関に情報を提供し、日常業務を通じて得た情報を警察へ連絡してもらい、捜索の手助けとします。
(1)町内協力機関への情報提供
豊能町からFAXや携帯電話等を利用して、協力機関へ行方不明者の情報を発信し、捜索等の依頼をします。情報の発信先は、社会福祉協議会、民生委員・児童委員協議会、地区福祉委員会、認知症キャラバンメイト、介護保険サービス事業所、協力事業者などの協力機関です。
(2)広域連携への情報提供
行方不明となった方が遠方で発見・保護されるケースが報告されています。これに対応するため、府内の市町村及び府外他市町村や他都道府県への広域発見の協力要請することができるような体制になっています。豊能町から大阪府の介護支援室に情報提供、協力依頼をするこで利用が可能になります。
また、豊能警察署とも情報を共有します。
3.発見・保護した場合
関係機関等が発見・保護した場合は、地域包括支援センターまたは豊能警察署生活安全課に連絡します。その後、豊能警察署から家族等へ連絡します。
4.発見・保護の連絡
豊能町は、ご本人が発見された場合、関係機関等へ発見されたことの情報を発信します。
連絡先
地域包括支援センター 平日9:00から17:30まで 733-2800
豊能町役場 休日・祝日・夜間など 739-0001
豊能警察署生活安全課 737-1234