吉川自治会でため池ハザードマップの作成に取り組みました

平成25年7月より、大阪府北部農と緑の総合事務所及び大阪府池田土木事務所の協力を得て、地域防災力の向上や、今後の防災組織体制づくりに役立てるために、吉川地区において、次のとおりため池ハザードマップの作成に取り組みました。

ため池

 

作成の発端(平成 24 年 12 月)

・大阪府から、防災力向上のために、地域でため池が決壊した場合のハザードマップを作成し、地域ぐるみで防災の組織づくりを考える契機とするといった事業について照会があり、調整の結果、上杉池を有する吉川地区において取り組むこととなりました。

作成事業の概定(平成 25 年 7 月)

・ため池ハザードマップ作成事業について、自治会、大阪府、町で事業内容の確認、今後のスケジュール等の打ち合わせを行うとともに、浸水シミュレーションを行い、ため池周辺の情報を得るための現地踏査を行うことを決定しました。

情報収集及び現地踏査(平成 25 年 8 月)

・自治会、大阪府、町及び委託業者で吉川上杉池の現地踏査を行い、浸水シミュレーションのための情報収集を行うとともに、自治会の方から知り得る限りの現地情報を収集し、図面に落とし込みました。

ワークショップ

ワークショップによる情報の集約(平成 25 年 9 月)

・第1回ワークショップを開催しました。吉川地区は大きく上の町、中の町、下の町に分かれていますが、上杉池周辺の上の町だけでなく、地域全体の問題として、中の町、下の町からも各地区の事情に精通している方に参加いただき、危険箇所や避難経路、実際に避難可能な場所、問題点等を話し合い、予め現地踏査の結果を反映した図面に書き込みました。

ワークショップによる各地区の情報の反映(平成 25 年 12 月)

・第 2 回ワークショップを開催しました。浸水シミュレーション図だけでなく、各地区の意見を反映した図面を提示し、地区毎に修正箇所や活用方法などを検討しました。ハザードマップの作成だけで終わるのではなく、作成後も引き続き防災の組織づくりに取り組んでいく旨の方針が確認されました。

マップの完成及び今後の活動方針の確認(平成 26 年 1 月)

・成果品を吉川自治会に納品し、その際、今後は、半年後を目安に自治会の防災組織体制を構築し、避難訓練を実施することが確認されました。

ハザードマップ作成

 

ハザードマップ作成を通じて

 地域全体で防災を考える時、ため池の決壊だけではなく、土砂災害など他の自然災害も考察されるため、ため池ハザードマップの作成を行いながらも、地域全体で各地区の危険箇所の洗い出しや避難経路の確認等を行う契機となりました。

ワークショップの開催により、各地区の方々が一堂に会したため、お互いが顔のわかる貴重な機会となりました。

今後も地域の皆様や関係機関と緊密な連携を図り、吉川地区の防災力向上に努めてまいります。

ハザードマップ作成その2

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