第4次豊能町総合計画住民説明会・町政意見交換会(西公民館)会議録(要旨)

第4次豊能町総合計画住民説明会(西公民館)(要旨)

【日時】平成21年6月13日(土)
【時間】19:30~21:30
【場所】西公民館

第1部 第4次豊能町総合計画基本構想(案)住民説明会

1.開会

【事務局】
開会あいさつ

【池田勇夫町長】
皆さん、こんばんは。本日は第4次豊能町総合計画住民説明会並びに町政意見交換会を開催いたしましたところ、ご多忙にもかかわりませずご出席賜り誠にありがとうございます。
豊能町の豊かな自然を活かしたまちづくりにつきましてご意見をいただき、豊能町らしい総合計画を策定していきたいと存じております。皆様のご理解・ご協力をお願い申し上げます。

(行政側出席者の紹介)

【事務局】
本日の説明会は1部2部形式で、1部が第4次豊能町総合計画基本構想(案)についての説明を、2部は町政意見交換会をさせていただきます。
それでは、第4次豊能町総合計画基本構想(案)につきまして説明させていただきます。説明終了後に、皆様からのご意見・ご質問を賜りたいと思います。なお、ご質問・ご意見につきましては、お一人様3分以内でお願いいたします。

2.住民説明及び質疑応答

【事務局】
第4次豊能町総合計画基本構想(案)資料説明

【事務局】
第4次豊能町総合計画基本構想(案)につきまして、ご質問・ご意見をお願いいたします。

【住民】
この計画は平成32年を目指す10年間の総合計画ですが、地域全体が灰色の中にいるように感じました。しかし、平成28年には新名神が開通し、北大阪急行の延伸が決定しており、パークアンドライド構想の話も出てきています。それらを踏まえて、この総合計画に取り組まないのであれば、この町の住民に背を向けた行政になるのではないか。新名神が平成28年度に供用開始なので、それに対する対応無くして、総合計画の根本的な意味がないのではないかと思います。

【事務局】
基本構想というのは、本町の目指す将来像を示し、その考え方を吟味していただくものです。先ほどのお話については、それらの社会情勢の変化などを勘案し、中間年度である平成27年度において、基本計画については必要に応じて見直していきます。
先ほど、北大阪急行の北進の話がありましたけれども、今回の第4次総合計画は、第3次総合計画に加えて、土地利用構想の中で沿道整備ゾーンを新たに設けております。先ほどのような状況の変化が起こったとしても、東部地域の幹線道路沿い、西部地域の幹線道路沿いについて対応できるように考えております。

【住民】
基本構想の説明をしていただいたが抽象論すぎるのではないか。具体案を提示していただき納得できれば我々も協力したいと思います。人口減少が続き、このまま豊能町に住み続けていいのだろうかという不安があるので、将来の構想を具体案として示していただきたい。例えば、豊能町には吉川中学校という優秀な学校があるので、教育立町というのを掲げてみてはどうか。
また、増えてきている空き家を町で借り上げ、ある程度補助をして、安く貸し付ければ、人を呼び込むことができるのではないか。一戸建ての自然豊かな豊能町に住めて、しかも吉川中学校は教育が充実しているので、子どもの教育のために移り住もうというようなことになれば、人口も増えるのではないかと思います。そういう具体的なプランを、我々町民に提示していただきたい。

【事務局】
先ほども申し上げましたように、基本計画の中で、皆様のご意見を踏まえて具体的にお示ししたいと思います。

【住民】
豊能町のまちづくり課題の中に「少子高齢化への対応」というのがありますけれども、「明るい高齢者社会の実現」という課題も入れていただければありがたいと思います。

【住民】
基本構想、基本計画、実施計画それぞれで、今回のような説明会及び意見交換会を聞くのか。また、パブリックコメントについてはどうか。また、この説明会で出された意見は、どこに公表されるのか。他の地域で出た意見が分からないということではいけないので、どういう体制を取られるのか伺いたい。
この総合計画では、初めて、住民参加と役割分担というのを提示されたと思うが、役割分担というのは、住民に何を期待されているのか。また、信頼回復というのはどういうことを言われているのか。
最後に、町長あてに質問を出したら、何日で返信していただけるのか。そういうことについて教えていただきたい。

【事務局】
まず1点目についてお答えいたします。基本構想を土台にして、基本計画、実施計画と進めていきますので、基本構想のみを住民説明会という形でさせていただいています。パブリックコメントについては、基本構想と基本計画になります。

【住民】
基本構想案に対して、住民を集めて意見を聞かれることは、新しいやり方として評価いたします。しかし、第4次総合計画を出すのなら、第3次総合計画の分析をして、どう変わったのかというのを示していただきたい。そうでなければ、行政側の作文を読むだけになる。
この豊能町で何が足りなかったかと言うと、住民参加だと思う。今までは、広報から情報を得るだけであった。それではだめだと思う。この総合計画の中で、住民の企画参加を明確に推し進めていただきたい。

【事務局】
住民参加の件ですが、豊能町の財政状況は非常に厳しいので、今までのような住民サービスができないという状況があります。ですから、今までも住民さんと協働していた部分があるのですが、今後ますます協働で一緒にやっていただきたいというのが基本的な考えです。
それと、信頼回復についてですけれども、今までは行政は行政で、住民さんは住民さんでやっておられたという状況だったと思いますけれども、そうではなくて、町がこれからも継続できるように、共に頑張っていきたいという考えです。

【事務局】
町長に対する質問の回答が遅いということですけれども。内容により複雑多岐にわたっているものもありますので、回答する期日がまちまちになることがあると思います。

【住民】
遅れるのであれば、どういうことで遅れるのかを連絡するのが信義ではないか。

【事務局】
質問状に関しましては、今後できるだけ早く返せるようにさせていただきます。

【住民】
先ほどの意見でも出ましたが、第3次総合計画では人口目標が3万数千人でした。第3次総合計画のどこがうまくいかなかったのか。人口3万数千人という目標で箱物を作り過ぎたのか。そういう反省の上に立って、第4次総合計画が練られていると思うのですけれども。第3次総合計画のどこが問題だったのかが明らかではない。それを教えていただきたい。
私は、住んで良かったと言える豊能町であってほしいと思っています。そして、教育ナンバーワンの豊能町、お年寄りが元気で暮らせる豊能町であってほしいと思っています。こういうことを目指した理念でやっていただきたい。

【事務局】
今回の第4次総合計画の基本的な考え方を申し上げます。村落地区では休耕地が増える傾向にあり、その一方で、住宅地区では、団塊の世代の退職者の方が非常に多くなっています。うまくいくのであれば、その団塊の世代の方々が村落地区を活動拠点として使っていただき、うまく交流ができないかという思いがあります。何故ならば、物質的な豊かさに対しては答えられない町になりつつあるので、その交流で、お互いの生きがいに通じるような活動をしていただければと思っています。
今回の第4次総合計画では、ありのままの姿を見ていただこうと思い、基本構想を策定いたしました。今後、様々なご意見を踏まえ、できる限り住民の皆様と共に進めたいと思います。
【住民】
立派な基本構想を掲げておられるが、これを実施計画の中に落とし込まれたとしても、人口構成や年齢構成を予測しておかないと、実際の計画の中で、それを行う者がいないということになるのではないか。また、これを実施するにはお金が掛かる。豊能町の財政を考えておかなければ、ただの作文に終わってしまう。いくら基本構想だからといって議論をしても、本当に実施できるかどうか、予算についても、実行する年齢層まで考えた上で議論していく必要があると思う。

【住民】
やはり、第3次総合計画を分析した資料がないと比較できないので、第4次総合計画を評価するのは難しい。それから、基本計画、実施計画についても住民説明会をやるのか。

【事務局】
第3次総合計画では、目標人数を右肩上がりで3万5千人に設定したのですが、第4次総合計画は右肩下がりという状況で、第3次総合計画のときとは違い、住民の皆様とより強く手を携えていかなければ豊能町はもたないということです。
今回の第4次豊能町総合計画基本構想は、昨年度に行いました住民意識調査に基づき作成いたしました。また、豊能町の課長級の職員で4から5回、策定委員会を開催しました。また、町議会や各大学の先生方、地域の商工会の方ですとか、今回は一般住民の方からも2名出ていただきまして、全員で15名の方々で審議いただき、この総合計画基本構想まで辿り着いたわけです。ここからさらに、住民の皆様方のご意見を賜りまして、今後の基本構想の策定をさせていただきたいと思います。
基本構想で謳っていないものにつきましては、基本計画、実施計画を打つことはできませんので、できる限り大きなかさをかけさせていただいたということです。

【住民】
この計画の中で、財政状況が危機的であるとか、町の存続そのものが危ういということは書いてありますが、町の行財政改革のことについては書かれていない。住民と行政との協働・信頼によるまちづくりのことが書いてあって、「さらに」という書き方で行財政運営のことが触れられていますが、これはこれで1本の柱として上げるべきだと思います。
豊能町に関しては、今年も給料のベースアップをされると聞いています。国のほうでは5%削減するということで、ほとんどの都道府県がそれに右に倣えをしているのですが、それについて豊能町はどう考えられるのか。
それから、財源の確保についての手段があまり書かれていない。他の町と比べると国費の使い方が少ないのではないか。国の補助金などもどんどん活用するべきだと思います。文部科学省が小中学校の太陽光発電に対して補助金を出していますが、それは97.5%です。たった2.5%のお金で太陽光発電の小学校ができるわけです。このように、財源の確保について、国費を活用するとか、目的別の債券を発行するといったようなことを、当然基本構想に入れるべきだと思います。
それから、既存ストックの維持・整備・見直しとありますが。これは、まず、最初に、見直しをして、売却があって、それでも必要であれば維持するというように考えていただきたい。
次に、財政が厳しいと言っておきながら、まちづくりのフレームの中で、沿道整備ゾーンについて新たに整備をするという話ですが、それもおかしいと思います。
最後に、多くの住民の方が基本計画、実施計画についても、具体的なことが聞きたいと思っています。以上、ご回答をお願いしたい。

【事務局】
沿道整備ゾーンについては、箕面グリーンロードなどができて、沿道が活用できる場合があるなら、それに対応できる基本構想でなければならないということで、今回新たに設けたということです。
それと、既存ストックの見直しが先ではないかということですが、全くその通りだと思います。文言の順番を訂正します。

【事務局】
それから国費の件ですが、もちろん使っております。平成21年度の第1次補正予算につきましては、1億800万円ぐらいですが、来年度にやろうと思っていた事業を前倒しして使っていくということでやっております。
それと職員の給料カットの話ですが、当然、うちの町でも実施しております。来年度についても可能性がありますので、そうならないように頑張ってくれと話もしています。

【住民】
そういうことは、総合計画の中で、行政運営という1つの項目として載せるべきだと思います。

【事務局】
これで1部の第4次豊能町総合計画基本構想(案)の説明を終了させていただきます。休憩を5分とりまして、45分から第2部を始めたいと思います。

第2部 町政意見交換会

【事務局】
豊能町の財政状況についての説明
ゴミの有料化についての説明
上下水道料金の見直し、並びに経営状況などについての説明
幼稚園・保育所の一元化についての説明

【事務局】
ただ今説明させていただきました、町の財政状況などの4項目につきまして、まず、ご質問・ご意見ございましたら、お願いいたします。

【住民】
先ほどのテーマと今の財政の問題の2つを合わせまして、豊能町が最も手を打たなければならないのは雇用対策です。ここに移り住んで来られた人たちの一番の願いは、次世代につながる雇用、そして交通の利便性の確保だと思います。具体的には、教育ナンバーワン都市です。
幼保一元化の話がありましたが、子どもを増やそうとすれば、むしろ保育所などは強化すべきだと思います。今後、豊能町は近畿のドアという地域性を持つことになり、大きな変化を迎えようとしている。しかし、交通施策などについては全く手が打たれていない。この総合計画の中で、財政の危機の中に、チャンスが来ているということを強く申し上げたい。

【住民】
住みよい町をつくろうとしておられるのですが、住みにくいことが1つあります。それは能勢電の料金が高すぎることです。山間地料金だからということですが、値下げの努力をしていただきたい。
【住民】

基本構想の前に、解決すべき問題は財政再建だと思います。町長は選挙で財政再建を公約され当選されました。あれから9ヶ月経っていますが、どのように財政再建をするかという具体案が示されていません。
一方、ゴミの有料化、水道料金の見直し、健康保険料率のアップ、団体に対する補助金の削減というように、住民負担はどんどん出ています。負担すべきものは負担しなければいけないと思いますが、では、ゴミの有料化で住民負担はいくらになるのですか。水道料金についても、先ほど申したものも全て、項目ごとにいくらの金額になるのかを数字として示して下さい。そして、人件費の削減であるとか、行政サイドでされたことも数字化して下さい。
また、町長は選挙の時に、外部委託費の5億円をできるだけカットしますという公約をお聞きしました。具体的にどのくらいカットできるのかについても提示して下さい。それに対して、我々は判断していきたいと思います。池田町長、お願いできますでしょうか。

【池田勇夫町長】
私が平成21年度の予算を組みました時に、平成20年度の予算から約4億円弱の削減をいたしました。それで、皆様に不便をおかけしないように、サービスが落ちないように、何とかしていきたいというスタートを切ったところです。そして平成22年度に向かっては、さらに厳しい予算繰りをしなければならないということが目に見えておりますが、それについてもやっていきたいと思っております。また、その都度、ご報告していきたいと思っています。

【住民】
では、具体的にお示しいただけるわけですね。

【池田勇夫町長】
具体的と申されましても、スタートしたばかりですので、出きる範囲で報告はさせていただきます。ただ、細部にわたってまでというのは非常に難しいものがありますので、その点につきましてはご容赦いただきたいと思います。

【住民】
情報公開というのは、一方では信頼性の回復になります。去年の10月に平成19年度の決算報告がありましたが、基金残高は22億4,554万円とありました。先ほどの財政状況の表では、平成19年度は13億9,600万円となっています。何故このように違ってくるのですか。

また、水道事業会計ですが、これは収益的収支だけの会計なのか。決算書には資本的収支というのがあるが、それについては公表した資料には載っていない。何故それを省いてあるのか。町債残高の中には水道事業町債もあると思うが、それは載っていない。統一して、みんなに分かるようにしていただきたい。
それと、水道事業会計については、収益的収支と資本的収支の会計だけでは収支が合わないので、それ以外に別の会計があるのではないか。もしあるならば、それも公表していただきたい。

【事務局】
決算書がないので、はっきりと申し上げられないのですが。会計には予算ベースと決算ベースというのがあります。それから、特別会計と一般会計とがありますので、どの分かというのが分からないのですが。

【住民】
今の質問は、広報誌に載っていた基金残高が、平成19年度では22億5,000万円だったが、今回の資料では13億9,600万円となっているので、その違いはどうしてなのかということです。

【事務局】
広報誌では特別会計も含まれています。今回は一般会計だけです。

【住民】
一般会計というのはどこまでですか。財政調整基金、公共整備基金、町債管理基金も含まれるのか。

【事務局】
基金とは、財政調整基金も町債管理基金も、特定目的の基金は全てが含まれます。それから、文化振興基金も、ふるさとづくり基金、退職手当引上げ基金、地域福祉基金、公共施設整備基金、これも全て入っております。

【住民】
私は年金生活ですから、水道料金やゴミの料金、それから下水料金も、なるべく上げないようにしていただきたい。
それと、ダイオキシンの問題は今後どういう展望になるのかを、お聞かせいただきたい。
資料のP3に、「水道事業は、安全で安定した水道水を住民の皆様に提供するために」、さらに続けて「下水道事業は、お使いになられた水をきれいにするために努めてまいります」と書いてあります。これは下水道の水をきれいにして飲ませるという意味ではないと思うが、どのように解釈すればいいのか。

【事務局】
まず、下水道に使用された水をきれいにして、もう1回給水することはありません。これは処理の能力を上げ、安定な処理ができるように努めていくということです。

【池田勇夫町長】
ダイオキシンの問題について、現状をお答えさせていただきます。私が就任してから今日まで、全く何も進んでおりません。しかし、やらなくてはならないということは認識して取り組んでおります。
148本のドラム缶の処理については、解体工事の調査費ということで承認いただき、その準備段階に入っているところです。解体につきましては、平成22年度から23年度の間に終了したいというのが、今のところ皆様にご報告できることです。
前回、ダイオキシン対策協議会のほうから調査をしなさいということで、調査をいたしましたところ、石垣の一部に、26,000pgという高濃度の数値が出ました。今後は全地域を調査して、その後、解体工事に向かって進んでいくことになっております。今は、その調査に入っていくという段階です。

【住民】
ダイオキシンについてですが、今では専門家の間では、無害だというのが通説になっているようです。ですから、ダイオキシンにこれ以上お金を使わないでいただきたい。
豊能町の財政状況で、平成20年から21年の歳出が61億8,700万円となっている。先ほどの町長の話では削減したということだが、この数字を見ると約1億円増えている。また、平成21年から22年にかけての支出は7億円増で、平成22年にいたっては、基金の切り崩しが9億6,100万円となっている。何故こうなったのか説明していただきたい。
次に家庭のゴミの有料化についてだが、いきなり有料化にするのではなく、どうすれば有料化せずに済むのかを提案していただきたい。循環型社会の形成を目指すのであれば、一番お金のかかるリサイクルではなく、まずリユースから取り組むべきだ。
また、上下水道料金の見直しでは、「現在は府営水の西地区導入に向け事業の推進を図る」と府営の話を書いておきながら、「給水人口の減少により、水道事業の収入の中心である使用料収入も伸び悩み」とある。使用料収入が伸び悩んでいるのに、利用率の少ないところに導入する。また上下水道料金が上がっていくということで、新たな事業をしたいがために我々に負担を強いているように思える。これについて説明していただきたい。
最後に、幼保一元化についてだが。人員が少ないから一元化するのではなくて、私どものニーズに合うようにしていただきたい。例えば、駅の近くに施設をつくるなどして、共働きであっても利用しやすいようにすれば、保育所の利用率も高まると思う。

【事務局】
財政状況の表についてですが。まずこれは、平成18年から22年までの5年間の予測の表だということを念頭においていただきたいと思います。平成18年と19年は決算が済んでいますので、この数値は変わっています。平成20年はまだ決算をしておりませんので、予測の数値のままです。平成18年に予測を立てる際、平成21年には、中学校の耐震化など、大規模な事業があるだろうということで、平成21年から22年では6億3,900万円ほど増えております。

【事務局】
ゴミの有料化をしなくてもいい方法はというお尋ねですが、それも含めて今後の検討課題と思っています。ゴミの有料化には、ゴミの減量化という狙いもあります。今後、議論を進めていく中で、いろんな方法を考えていきたいと思っております。

【事務局】
幼保一元化の問題ですけれども、全ての幼稚園・保育所を一元化するのではなくて、地域や社会的背景を考えてやっていきたいと思っております。

【事務局】
府営水導入については、ライフラインの強化、また、安定した給水が行えるようにということで、水源の二元化を図ろうということです。また、箕面森町と共同で行っていますので、量的な割合で負担をしていきます。

【池田勇夫町長】
ダイオキシンについてですが、そんなに危険ではないという話もございますけれども、各企業に処理をしていただくために、大きな金額が掛かるということは申し上げておきたいと思います。

【住民】
現在、町債残高が57億円あり、ダイオキシンの後処理に10億円近く掛かると聞いています。豊能町はこの2つの問題に、どう対応されるのか。

【事務局】
確かに、平成19年度決算で町債残高は56億円となっています。しかし、償還金に交付税の措置があるものを借りておりますので、大丈夫だと思っています。

【住民】
では、豊能町のプロパーの借金は、57億円のうちのいくらですか。

【事務局】
0とは言えませんが、そんなにはないということです。

【住民】
財政再建をする行政が、そのプロパーの借金がはっきり分からないようでは困ると思う。
それからダイオキシンに10億円掛かるというは事実ですか。

【池田勇夫町長】
正直に申し上げて、実際の金額は分かりません。解体工事についても、調査をしている段階ですから、現在のところでは正確な金額は分からないというのが現状です。

【事務局】
それでは、本日の第4次豊能町総合計画住民説明会並びに町政意見交換会を終了させていただきます。

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